軍に認められたリアルパイロットウオッチ
フランス生まれのウオッチメーカー、ドダーヌ。ディープな時計マニアであればご存じかもしれないが、多くの人にとっては聞きなれないブランドであろう。はじまりは1857年とかなり古く、創業から現在に至るまで、絶えず同族経営を続けているという希有な存在だ。
航空計器のエキスパートとして有名で、その実力は折紙付き。1920年代後半からNATO軍やフランス空軍、イギリス海軍にも腕時計を納入していたという記録が残っている。さらにパイロットの腕時計だけでなく航空機に設置するコクピット用のクロノグラフも製造。現在でもフランス空軍のアクロバットチームである“カルトゥーシュ・ドレ”とパートナーを組むなど、リアルパイロットウオッチを追求し続けているのだ。
現行のコレクションでは“TYPE 21”、“TYPE 23”という二つのコレクションが展開されている。どちらも軍用時計をリバイバルさせた復刻モデルで、精悍な顔付きが特徴。さらに搭載するのはスイスメイドの自動巻きムーヴメントというから、かなり本格派だ。
ドダーヌの[語りドコロ]
<代々受け継がれた同族経営>
1857年創業の老舗ブランドであるが、現在に至るまで途切れることなく家族経営を続けている。歴史ある時計メーカーでも珍しい。
<NATO軍にも採用された本格派>
ドダーヌはパイロットウオッチ専門のウオッチメーカー。その実力はNATO軍にも認められ、オフィシャルサプライヤーを務めていた。
<いまでも航空文化に携わる>
パートナーシップを結んでいるフランス空軍、カルトゥーシュ・ドレのパイロット。腕時計だけでなく、機内のクロックもドダーヌ製だ。
TYPE 21
フランス空軍に提供していた1950年代のパイロットウオッチを復刻したTYPE2 1。伝統的な時計作りを重んじているドダーヌでは、時計の組み立て作業をスイスのジュラ地方で行っている。
SS(41.5mm径)。10気圧防水。自動巻き(Cal.4202 1)。3880€(約53万円)
※掲載している日本円価格は、2015年9月中旬の為替で算出したものです。
SS(41.5mm径)。10気圧防水。自動巻き(Cal.4202 1)。3880€(約53万円)
※掲載している日本円価格は、2015年9月中旬の為替で算出したものです。
TYPE 23
フランス空軍に提供していた1950年代のパイロットウオッチを復刻したTYPE2 1。伝統的な時計作りを重んじているドダーヌでは、時計の組み立て作業をスイスのジュラ地方で行っている。
SS(42.5mm径)。10気圧防水。自動巻き(Cal. 2030)。2550€(約35万円)
※掲載している日本円価格は、2015年9月中旬の為替で算出したものです。
SS(42.5mm径)。10気圧防水。自動巻き(Cal. 2030)。2550€(約35万円)
※掲載している日本円価格は、2015年9月中旬の為替で算出したものです。
【BRAND DATE】
DODANE ドダーヌ
■創業地=フランス/ブザンソン
■創業者=アルフォンス ドダーヌ、フランソワ・グザヴィエ・ジュベール
■主力ライン=TYPE 21、TYPE 23
■URL=http://www.dodane1857.fr
■創業地=フランス/ブザンソン
■創業者=アルフォンス ドダーヌ、フランソワ・グザヴィエ・ジュベール
■主力ライン=TYPE 21、TYPE 23
■URL=http://www.dodane1857.fr