POWER Watch|パワーウオッチ 
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腕時計用語集|GLOSSARY2015.01.30
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耐磁性能
【 Anti magnetic 】
ムーヴメントへの磁力の影響を抑える機能のこと。金属部品が多いムーヴメントは、強い磁気を発生する機械などに近付くと、自らも磁気を帯びてしまうことが少なくない。磁気を帯びたムーヴメントは正常な動きができなくなり、精度が大きく狂ってしまう。そこで、軟鉄製のインナーケースでムーヴメントを収納するなど、磁気を寄せつけない構造を採用した耐磁ケースなどが開発された。最近では、磁力を帯びにくい特殊な金属を使用する場合もある。
耐震性能
【 Shock resist 】
時計が落下したりした際の衝撃を、天真の受け石が吸収する機構。一般的に採用されているインカブロック、パラショックのほかにも、キフやブレゲが発明したパラシュートなどの機構がある。
ダイヤル
【 Dial 】
文字盤のこと。真鍮素材やステンレススチールをベースに、装飾などを施したり、ラッカーで色付けされた後、インデックスをプリントしたものが一般的だが、18金にギョーシェ彫りやエナメル処理が施されたもの、ポーセリンを使用した高価なものなど文字盤だけでも多くの種類がある。
ダイバーズウオッチ
【 Diver's watch 】
ダイバーが使用する潜水用時計。入水可能なスポーツウオッチもダイバーズウオッチと総称されることもある。ISO(国際標準化機構)と日本工業規格(JIS)の2つの規格が知られ、ISO規格準拠では、一般的には200メートル以上の防水性能を持ち、誤作動防止機能付きの回転ベゼルの設置、視認性、耐衝撃性など、さまざまな基準を満たすものをダイバーズウオッチと認定している。
タキメーター
【 Tachymeter 】
主にクロノグラフ搭載モデルに装備されている、平均速度などを計測するための機能。速度を計測するための目盛りを記載したベゼルや、文字盤の外周に目盛りとして設置されている。
1キロを通過するまでにかかった時間をクロノグラフの針によって計測し、クロノグラフ針が指し示しているタキメーター目盛りの数字によって平均時速割り出す。
脱進機
【 Escapement 】
チタン
【 Titanium 】
非常に軽く、耐摩耗性、耐蝕性、耐久性、耐熱性に優れた金属。チタニウムとも呼ばれる。ステンレススチールと同じく、時計ではケースやブレスレットに採用される。軽量かつ堅牢で金属アレルギーを起こしにくい素材として、昨今多用されるようになった。
調速機
【 Controller unit 】
脱進機から伝達された動力を、時計の駆動に適した速度に調節しながら再度脱進機に送るムーヴメントのパーツ。単体のパーツではなく、テンプ(ヒゲゼンマイ)、天真、振り石、振り座、緩急針といった微細なパーツを組み合わせて作られる。
チラネジ付きテンプ
【 Screw balance 】
ネジ状の錘が取り付けられたテンプのこと。錘を微調整することで精度をコントロールし、安定させることができる。そもそもは、温度などの影響を受けて精度が落ちることを回避するために開発された構造だが、劣化しにくい素材が開発されたため、現在ではチラネジを搭載していないテンプを採用するのが一般的だ。
ただし、往年の機械式時計を彷佛とされる構造に対しての評価も高く、今でもチラネジ付きテンプを採用されることは決して珍しくない。
ツインバレル
【 Twin barrel 】
ゼンマイを収納した香箱が2つ装備されていることを指す。古くは、へブドマスなどのように香箱を大型にして駆動時間を向上させた時計も存在するが、ゼンマイが伸びてしまう頃には、テンプの振り角が落ち、姿勢差にも耐えられず、精度が不安定になるという欠点があった。これを解消するために、複数の香箱を搭載して駆動時間を向上させる機構が開発された。
ツメ石
【 Pallet stones 】
アンクルのアームの先端に取り付けられた石。主に人工ルビーが採用されることが多い。
デイデイト表示
【 Day date 】
曜日表示と日付け表示、2つのカレンダーを併せて表示する機能のこと。
カレンダー機構の項を参照
鉄道時計
【 Railways watch 】
19世紀のイギリスやアメリカでは、鉄道の多くが単線だったため、時計が不正確では事故になりかねないことから正確な時刻表示を行える時計が求められた。現在では、そのために作られた機械式懐中時計を鉄道時計と呼ぶことが多い。大きめで蓋のないケース、はっきり読み取れるアラビア数字、太めの針などの特徴を持つ。
手巻き
【 Hand winding 】
機械式時計の動力を生み出すゼンマイの巻き上げを、リューズの操作によって手動で行う時計のこと。これに対して、ローターと呼ばれる錘を使用してゼンマイを巻き上げる時計を自動巻きと呼ぶ。
デュアルタイムウオッチ
【 Dual time watch 】
ひとつの腕時計で、2つの時間が表示できる機構を搭載したもの。小さなサブダイヤルを第2の時計にしているものが多いが、ジャガー・ルクルトのデュオのように、表裏に2つの時計を組み込んでしまったものもある。GMTモデルもデュアルタイムの一種。
テレメーター
【 Telemeter 】
2つの地点の距離を光と音の速度差を利用して計測できるスケール。この目盛りを備えたクロノグラフは、軍事用として開発された。敵艦の砲弾光が見えた瞬間に計測をスタートし、発射音が聞こえた時点でストップさせたときにクロノグラフ針が指す目盛りが敵艦までの距離となる。
天真
【 Balance staff 】
テンプを構成するパーツのひとつ。天輪と呼ばれる輪状の中心に設置された軸。
テンプ
【 Balance with fairspring 】
テンプは文字どおり輪のような形状をした天輪と、回転運動の軸となる天真、そして天輪と天真を繋ぐアームなどから構成されている。これにヒゲゼンマイが取り付けられ、アンクルが左右に振れたときに元の位置に戻そうとする動きが生じる。この動きによってテンプは往復運動を繰り返すことになる。
ゼンマイはすぐに解けてしまうので、ゼンマイを動力源とした一定方向への回転力を、ガンギ車やアンクルの動きと連動して、規則正しい往復運動により一時停止させ、その動力を長時間維持させていることになる。同時に、正確な振動を維持する重要な役目も果たす。まさにムーヴメントの心臓部。
テンプ受け
【 Balance bridge 】
テンプの位置を固定し、かつ支持するテンプ専用の地板。緩急針などもセットされている。
天文台コンクール
【 Astromical observatory chronometer concours 】
スイスにあるジュネーブ天文台とヌシャテル天文台、そしてフランスのブザンソン天文台が実施した時計の精度を検定する試験。テストをパスした時計だけが天文台クロノメーターとして認定された。
グリニッジ天文台やキュー天文台など、各国で多くの天文台コンクールが行われたが、特にジュネーブとヌシャテルの2つのクロノメーターコンクールは、ハードルが高いことで知られていた。名だたるウオッチメーカーがチャレンジし名声を獲得したが、1967年にその幕を閉じた。
トゥールビヨン
【 Tourbillon 】
テンプにかかる重力の影響を姿勢に関係なく平均化し、精度を向上させることを目指して開発された機構。地球上に存在する以上、腕時計の部品はどれも、厳密にいうと地球の重力の影響を受けることになる。テンプにも重力がかかるため、振動に極微ながら誤差が生じる。
これを軽減させるために、キャリッジと呼ばれる籠の中にガンギ車とアンクルの脱進機を収め、1分間に1回転させるのがトゥールビヨンである。フランス語で「渦巻き」を意味し、1795年にアブラアン・ルイ・ブレゲにより開発された。
ドクターズウオッチ
【 Doctor's watch 】
医師や看護師が、患者の脈拍数を測るのに便利なように、時間と分を表示する文字盤と秒表示用の文字盤を独立して備えている腕時計。ロレックスのプリンスのように、メインダイヤルの上半分が時針と分針を備えた通常の時計、下半分が秒表示になっているものが多い。小振りな懐中時計のようなもので「ナースウオッチ」と呼ばれるものもあるが用途は同じ。
トノーケース
【 Tonneau 】
トノーとは樽のフランス語。つまり樽形ケースのこと。
レディースモデルに多く採用されていたが、フランク・ミュラーの登場で、メンズモデルにもトノーケースが増えている。
トリチウム
【 Tritium 】
文字盤内の視認性を高めるため使用される自発光型の塗料。放射性元素の夜光塗料として使用される。
トリプルカレンダー
【 Triple calendar 】
日付け表示、曜日表示、月表示という3つの表示を、ひとつの文字盤内に併せ持つカレンダー機構。これにムーンフェイズ表示を組み合わせたモデルもある。

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