POWER Watch|パワーウオッチ 
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腕時計用語集|GLOSSARY2015.01.30
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アカデミー独立時計師協会
【 ACADEMIE HORLOGERE DES CREATURE INDEPENDAINT 】
1985年にジュネーブで発足された、独立して時計を製造する職人のための連合団体。
スイスの伝統ある時計技術を伝承していくことを理念とし、時計メーカーに属さず、独自の工房で1人もしくは少人数で時計の製造を行う時計師たちが集っている。初期の会員には、フィリップ・デュフォー、ヴィンセント・カラブレーゼ、スヴェン・アンデルセン、アントワーヌ・プレジウソ、フランク・ミュラーなども在籍。ヴィンセント・ベラール、ライナー・ニーナバーなど、今後の活躍が注目される時計師名もその名を連ねる。
アビエーションウオッチ
【 Aviation watch 】
航空時計のこと。主に空路の運行に必要とされる計算尺やスケールを文字盤やベゼルに記したパイロット用の時計を指す。昨今は高度や方位などのデータを、デジタル表示するものもある。
アラーム
【 Alarm 】
任意に指定した時刻を音で告げる機能。最初のアラームウオッチは、1947年に発売されたヴァルカン・クリケットで、こおろぎ(クリケット)の鳴き声のような音を発することから名付けられた。
1956年にはジャガー・ルクルトからメモボックスが発売されたが、こちらは鈴のような音が魅力となっている。フランス語の場合、レベイユと表記される。
アンクル
【 Ancre 】
脱進機を構成するパーツのひとつ。テンプとガンギ車の間にあり、ゼンマイから送られる動力を、テンプの振動を利用して一定の調子に整える役割を果たしている。
アンクル脱進機
【 Ancre escapement 】
文字どおりアンクルを採用した脱進機をアンクル脱進機と総称している。現在の機械式腕時計のほとんどが脱進機にアンクルを使用したムーヴメントを搭載している。 それ以前にはクロックと同様のピンレバー脱進機が一般的だったが、変化しやすい腕時計の姿勢差には適していなかったためアンクル脱進機が採用されるようになったといわれている。

【 Jewel 】
ムーヴメントが摩耗するところに設置される補強のためのパーツ。人工のルビーなどが使用され、手巻きや自動巻きによって、その使用数が異なる。一般的には17石や21石の石を使用することが多い。
イナズマ針
耐磁性能を高めたロレックスの人気モデル、ミルガウスの初期モデルと2007年のバーゼルワールドで発表された新作モデルに採用されている稲妻形の秒針の通称。初期モデルは生産数が非常に少なく、アンティーク市場からもほとんど姿を消している。
インカブロック
【 Incabloc 】
ムーヴメントを衝撃などから保護する耐震装置の一種。インカブロックは、衝撃で折れやすいテンプの芯棒(天真)を、バネ付きの穴石で支える構造。耐震装置としては最もポピュラーなものとなっている。
インダイヤル
【 Register Subdial 】
メインの文字盤の中にある、小さな文字盤のこと。サブダイヤルともいう。シンプルなスモールセコンドや、クロノグラフの30分積算計、12時間積算計などが代表的。
インデックス
【 Index 】
時・分・秒を表すために文字盤やベゼルに配された目盛りや数字のこと。時計によって、アラビア数字やローマ数字、ドット、バーなどがある。数字では、一般的にゴシック体やヘルベチカなどの書体が多く見られるが、クラシカルな印象が強いブレゲ独自の書体も存在している。
ウォータープルーフ
【 Waterproof 】
防水加工の意。時計の防水性能を指す言葉としても用いられる。風防、裏蓋、リューズなど、隙間が生じやすい箇所にプラスチック製やゴム製のパッキンを取り付けて、水分や湿気が浸入しないようにケースが設計されている。さらに、防水性能を高めるために、ねじ込み式の裏蓋やリューズを採用した、ダイバー用の潜水時計も存在している。
受け石
【 End stone 】
受け板
【 Bridge 】
地板の対面に設置されている、板のこと。歯車、アンクル、テンプなどパーツの真を、地板とは別に片側から押さえるために使用されている。
裏スケルトン
【 Seethrough back 】
機械式腕時計のムーヴメントが見られるように裏蓋の中心を抜き、そこに透明なガラス(サファイアクリスタルが多い)をはめ込んだ構造のこと。ムーヴメントの装飾や動きが楽しめるだけでなく、故障や不具合の発見にも優れている。シースルーバックとも呼ばれる。
裏蓋
【 Rear cover 】
ケースの裏側をふさぐ蓋のこと。素材はケースと同じものを用いることが多い。ねじ込み式、はめ込み式、ねじ止め式など取り付け方法はさまざま。ねじ込み式は高い防水性能が必要とされるスポーツウオッチに採用されていたが、現在ではスポーツウオッチ以外でもこの仕様を採用することが多い。
閏年
【 Leap year 】
1年が366日あり、西暦が4で割り切れる暦年をいう。グレゴリオ暦に基づいて、1582年から定められており、1年365日に0・2422日が加えられる際の誤差を修正するために4年周期で1年の日数が366日となる。
運針
【 Step second 】
秒針が動くことを示す。ノックするように1秒1秒を刻んでいくのがステップ運針。一方、ノックをせず流れるように動いていくのをスイープ運針という。
永久カレンダー
【 Perpetual calendar 】
毎月の日数の違いや、閏年の調整なども自動的に行う複雑な機能のこと。パーペチュアルカレンダーとも呼ばれる。現在発売されている永久カレンダー機能は、西暦2100年まで無調整のものが多い。
エクステンションベルト
【 Extention bracelet 】
ブレスレットのコマの繋ぎ目に板バネを入れ、伸縮(エクステンション)するようにしたもの。蛇腹ベルトともいわれる。1950縲・0年代のロレックス・オイスターブレスによく見られるほか、日本でも20年ぐらい前まではよく使われていた。
エスケープバルブ
【 Escape valve 】
正しくはヘリウムガスエスケープバルブ。サルベージ作業などでは、水圧に耐えられるように、身体をヘリウム混合ガスで飽和させる飽和潜水という潜水方法が用いられる。ところが、ヘリウムガスは分子構造が非常に小さいため、腕時計の内部にも侵入してしまう。
侵入したヘリウムガスは、浮上するにつれて膨張し、風防を吹き飛ばしてしまうなどの事故を起こす。そこで腕時計内部に侵入したヘリウムガスを、外部に排出させるためにこのヘリウムガスエスケープバルブが開発された。
ロレックスのシードゥエラーや、オメガのシーマスタープロフェッショナルなど、高い防水性能を持つダイバーズウオッチに搭載されている。
エスケープメント
【 Escapement 】
機械式ムーヴメントの脱進機のこと。輪列をとおして伝わったゼンマイからの動力を、規則正しい往復運動に変換させるための装置。現在の腕時計が採用しているアンクル脱進機は、ガンギ車、アンクル、テンプで構成されている。
ETA
【 ETA 】
スイスの時計ムーヴメントメーカーの最大手企業。ニコラス・G・ハイエック率いるスウォッチグループの傘下として、グループはもとより、多くの時計メーカーにムーヴメントを供給している。
さまざまな時計製造企業を統合して誕生したETA社によって、現在までプゾーやユニタス、バルジューといった往年のムーヴメント専業メーカーの商標が守られてきた。
エナメル
【 Enamel 】
琺瑯の意。ガラス質の塗料で塗ってから炉で焼成させ、鮮やかで照りのある独特の質感を持たせる技法。文字盤やケースなどの表面に装飾をする際に用いられる。
エボーシュ
【 Ébauche 】
未完成のムーヴメントのこと。供給先のメーカーが独自に開発したパーツを組み込むために、下級処理の段階までで用意される。また、そのようなエボーシュを製造、供給するメーカーをエボーシュメーカーと称する。
エル・プリメロ
【 El primero 】
1969年にゼニス社がモバード社と共同開発した世界初の自動巻きクロノグラフムーヴメント。
高級クロノグラフムーヴメントに採用されるコラムホイールを搭載し、毎時3万6000振動のハイビートを誇る。1970〜80年の間は生産されていなかったが、81年に生産を再開。現在でも製造が続けられている。
エングレービング
【 Engraving 】
ケースやムーヴメントの受け板、文字盤、尾錠などに施される彫金を指す。特に時計専門のエングレーバー(彫金師)によるハンドエングレービング(手彫り)仕上げは、工芸品としての時計の価値を高めるとされている。
エンドピース穴
ベルトを取り付けるために必要なバネ棒を固定させるため、ケースのラグ部分に空けられた穴。ラグの内側に空けられる場合と、ラグを貫通させる場合の2パターンがある。
オイスターケース
【 Oyster case 】
ロレックスの代名詞のように思われるが、元来はイギリスのオイスター社が開発したもの。
防水性能を考慮し、金属の塊から削り出したケースにねじ込み式リューズを組み合わせた構造により、防水性、防塵性を飛躍的に高めた。ロレックスでは、その基本構造を現在でもほとんど変えることなく継承している。
オイル
【 Oil 】
ムーヴメントの各部の動きをスムーズにし、摩耗を防ぐために使用される油。通常の機械式腕時計では、使用される部位に合わせて7種類ほどの時計専用オイルが使用されている。
時間を経過することで粘り気が出たり揮発したり、時計の駆動に影響する劣化が生じるため、4年程度で定期的なオーバーホールによるメンテナンスと新しいオイルの注油が必要になる。
オーバーホール
【 Overhaul 】
腕時計を分解し、ムーヴメントやケースの洗浄、ムーヴメントのパーツへの注油、組み立て、調整後の精度チェックまでを行う作業。オーバーホールの主眼はムーヴメントにあり、完全に分解してから調整を行うのが基本となる。使用する頻度により固体差はあるが、オーバーホールは3年から4年に1度は行うのが理想とされている。腕時計を長きにわたり使用するには必要不可欠な作業だ。
オートマタ
【 Automate 】
自動精密機械や自動人形、からくり仕掛けを指す。1774年頃に時計師のピエール・ジャケ・ドローが製作した「音楽家」「画家」「書記」の3作品は傑作として有名。オルゴールやクロックと連動して鳥がさえずる、シンギングバードと呼ばれる機構など、その種類はさまざま。
腕時計の世界では、リピーター機構と連動して文字盤や裏蓋内部に仕込んだ人形や絵柄が動くからくり時計の総称としても使用される。
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メンテナンス110番
せっかく手に入れた高級時計。できれば末永く愛用していきたいと誰もが思うことです。
しかし、腕時計も多くのパーツで構成されている精密機器のため、美しくしかも正確さを維持していくためには、それなりの日頃のケアと定期的なオーバーホールが必要不可欠です。
そこでここでは、自分でできる日常の簡単メンテナンス法とオーバーホールについて紹介します。

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