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ウオッチミュージアム・ヴォガにやっとお邪魔できた。2018-06-12
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800本以上もの時計はやっぱり凄かった!
去る4月16日、17日の2日間を使って、昨年来、ずっと延び延びになっていたウオッチミュージアム・ヴォガへの訪問がやっと実現した。そこでここでは、その模様を簡単にレポートさせていただく。
ウオッチミュージアム・ヴォガとは、かつてアンティークウオッチのバイヤーだった益井俊雄氏が30年間のバイヤー生活で収集した貴重なコレクション、800本以上を展示する私設博物館である。ミュージアムがあるのは島根県江津市。かくいうわたしは島根県に一度も行ったことがなかったため、かなり遠いイメージを勝手に想像していたのだったが、羽田から飛行機を使ったところ、それが思いのほか近いのに驚かされた。
最寄りの萩・石見(いわみ)空港までは羽田から約1時間半のフライト(1日2便、羽田発10時40分と15時30分がある)。そして空港からはクルマで約1時間と、なんと午後1時過ぎには着いてしまったのである。
(上)両サイドと中央のショーケースにはビッシリと時計が陳列されている。「これでもまだ全部じゃないんですよ」とオーナーの益井俊雄氏。年配の女性2人にも丁寧に解説していた。(下)ミュージアム外観。営業時間:10時〜17時。休館日:毎週火曜日(ただし、7月16日〜8月末までを除く)、☎0855-52-7565
まずはちょうどお昼ということで、ミュージアムに併設されているカフェで、益井氏オススメという3日間煮こんだビーフシチューで腹ごしらえ(下の写真)。その後に展示コーナーへ移動し、コレクションをじっくりと拝見させていただいた。フローリングやショーケースがウッドで統一され、そのぬくもりが心地いい。しかも自然光が入るため妙に落ち着く雰囲気だ。そしてコレクションはブランドごとやジャンルで陳列されており、とても見やすい。その展示数たるやさすがに圧巻。あらためて「これをひとりで収集したのか」と驚かされた。
お昼にご馳走になったウオッチミュージアム・ヴォガの看板メニュー、VOGAシチュー。3日間じっくり煮込んだというだけあってとても美味。セットで1000円
(上)ブライトリングの陳列ケース。益井氏のコレクションで驚くのは当時のオリジナルBOXが付いているものも多いところ。(中)ブローバやハミルトンなどのアメリカ軍用時計。(下)アメリカのキャラクターウオッチを集めた陳列ケース。1930年代の希少なものも少なくない。これらも当時のBOX付きだから凄い
ミュージアムの外に出ると、真ん前は日本海というバツグンのロケーション。しかも道を1本挟んだ隣には、ソフトバンクのCMにも出たことでも知られる、あのバブルリング(泡の輪)を出す白イルカがいる水族館〝アクアス〟もある。そのため家族で行っても十分楽しめる。旅行がてらぜひ一度訪れてみてはいかがだろうか。
高台にある波子(はし)駅からの景観。ほとんどの屋根には石見地方独特の石州(せきしゅう)瓦が使われている。この赤茶色が昭和な雰囲気で、時間が止まったかのようだ
ミュージアムから徒歩8分のところにあるJR山陰本線の波子駅(上)。今回は空港からクルマで来たが、次回は日本海を眺めながら2両編成(下)の列車でトコトコとぜひ来てみたい
石見海浜公園の赤鼻遊歩道からミュージアム方面の眺望。ミュージアムのすぐ前には波子海水浴場があるため、訪れるなら夏もオススメだ。ミュージアムには海水浴客向けのシャワーも完備している
ミュージアムの隣にある“しまね海洋館アクアス”。かなり大きな水族館で見どころも多く親子連れでも十分に楽しめる。ソフトバンクのCMに登場したバブルリングを出す白イルカが有名
今回、宿泊させていただいた金城観光ホテル。ちょっとぬるぬるした温泉で、美肌効果があるらしく“美人の湯”として知られている。露天風呂では小さな滝の音が聞こえてくるなどなかなか癒される
かつて日本最大の銀山であり、世界遺産にも登録された“石見銀山”。ミュージアムからは車で1時間弱かかるが、せっかくなのでぜひ足を伸ばしてほしい。写真上は明治時代に造られた清水谷精錬所跡、下は銀山とともに栄えた古い街並みで800mも続く
 
kikuchiのいまどきの腕時計考
菊地 吉正 - KIKUCHI Yoshimasa
時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」、近年では女性向けウオッチマガジン「ワッタイム」と、時計関連の雑誌を次々に生み出す。最近はアンティークウオッチのテイストを再現した時計、SHC(ゾンネ・ヒストリカルコレクション)の企画・監修も行っている。
 
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